金沢で約160年の歴史を誇る老舗お麩 専門店”加賀麩不室屋”プロデュースするカフェ「加賀麩不室屋カフェ」
お麩と聞いてお吸い物の具のイメージが強いが、様々な料理にアレンジしやすい食材。
お麩の物販販売は東京、名古屋、大阪など中心に展開しているがカフェ利用できるのは、都内ではサントリー美術館のみ。
サントリー美術館の観覧後にランチやカフェ利用する方で大人気!
人気No.1 くるま麩のフレンチトーストや混雑状況を紹介。
カフェ加賀麩不室屋とは
慶応元年(1865年)創業の金沢の老舗「加賀麩不室屋」がプロデュースするカフェ。
金沢に本店を構え金沢市内に3店舗、東京に1店舗展開。
創業の地・金沢で開業当時の製法・味・技を伝承しながら様々な麩を製造し、麩を現代的にアレンジした軽食や甘味が楽しめる。
アクセス
六本木駅すぐで乃木坂駅からも徒歩圏内のためあわせてご紹介。
六本木駅からのアクセス
東京メトロ日比谷線・都営大江戸線 六本木駅8番出口から徒歩1分。
8番出口をでて大理石の彫刻(「意心帰」安田 侃作)が正面に見えたら右折し直進。
エスカレーターで地上に上がる。
エスカレーターを降りたら左折して直進、「GALLERIA(ガレリア)」入口から建物に入る。
突き当たりを右折し、直進し突き当たりのP1エレベーターで3Fに上がる。
サントリー美術館へ入り、左手のミュージアムショップを通り過ぎた突き当たりにある。
乃木坂駅からのアクセス
東京メトロ千代田線 乃木坂駅から徒歩3分。
出口を出て外苑東通り約400メートル直進。
東京ミッドタウン西交差点を左折し、右に曲がり直進。
左手に 「GALLERIA (ガレリア)」入口から建物に入り、エスカレーターの左側通路を直進する。
突き当たりのP1エレベーターで3Fに上がる。
サントリー美術館へ入り、左手のミュージアムショップを通り過ぎた突き当たりにある。
美術館に入館しなくても利用することができる。
和の外観
縦格子を基調とし、和デザインののれんがかかり、入店しやすい雰囲気。
レジ前にはお麩のお土産が販売。
サントリー美術館オリジナル「宝の麩詰合せ『舞踊図』化粧箱」も販売。収蔵品の”舞踊図”を前⾯に配し、⾐装や⾊違いのパッケージを⽤意。
洗練された雰囲気
天井が高く開放感のある雰囲気。
木を重ね合わせた天井はアートな空間。
照明が控えめだがテーブル席の上は明るく灯される。
2〜4人掛けテーブル7席。
入退店の方がひっきりなしの場合レジ前のテーブル席は落ち着かない。
奥の席はゆっくりと過ごせそう。
カウンター6席。
足元には荷物置きの籠が完備。テーブルは奥行きや幅広のため広々と使える。
カウンター前には黒ベースの戸棚があり、シックでおしゃれな雰囲気。
他のお客様の視線は気にならず1人でも利用しやすい。
BGMはなく、会話だけが聞こえる落ち着いた雰囲気。
利用の流れ
満席時は記帳し、案内があるまで入り口で待つ。
人数を伝え、席に案内される。
メニューを渡されるのでテーブルにて注文。
出来上がり次第席まで持ってきてくれる。
退店時にレジにて会計。
オープン直後で一気に注文が殺到したため提供までに時間を要する。
違和感なし!お麩の抹茶フレンチトースト
フランスパンにも似ている車麩をフレンチトーストにアレンジ。
おやつ麩や花麩が散りばめられ華やか。
抹茶豆乳アイスやホイップクリーム、小倉あんが添えられる。
車麩とは車輪のように見えることから、その名がつき、金沢に昔から伝わる麩。
見た目はドーナツのようで言われなければお麩には見えず。
表面はカリッと焼き上げ、お麩特有のもちもちとした弾力を感じられる。
水分吸収率の高い麩ならでは卵液がしっかり染み込み、噛み締めるたびに卵の味わいが広がる。
作り置きなのかひんやりとしていたのが気になった。
表面はカリッと焼き上げ、中は卵が染み込みしっとりもっちり。
おやつ麩はひと口サイズでサクサクと軽めな食感のため、スナック菓子感覚でどんどん食べられる。
お花の形をしたかわいい生麩はもっちりとなめらか。
ワンプレートで様々なお麩を堪能できる。
一般的なフレンチトーストに比べて甘さ控えめ。ホイップクリームやあんこ、アイスと合わせて食べるとバランスが良く味変にも良い。
別添えの抹茶ソースは濃い緑色をし、濃厚な抹茶を期待。
ソースをかけるとねっとりとした重めのテクスチャー。
抹茶風味は引き立つが人工的な甘さがあり、かける分量を考えたほうがいい。
アイスは抹茶のほろ苦さもありつつさっぱりとした優しい甘さ。
あんこもホイップクリームもしっかりと甘さがあり、あんこの粒の食感がアクセント。
メニュー
2020年7月のリニューアルに伴い、メニューも一新。
ランチ
ランチは一択
お麩の魅力がふんだんにつまった加賀麩とりどり膳(2400円)
膳に並んだ小皿料理にはいずれも加賀麩を使用され、多彩な麩の美味しさを一度に楽しめる。
お麩好きな方も初めてお麩を召しあがる方にも満足できる一品。
スイーツ
不室屋パフェ 1430円
しら玉生麩、おやつ麩、おてまり麩菓子、生花麩、ふやきもなかなど色とりどりの加賀麩を使用した贅沢な和パフェ。
フレンチトースト
くるま麩のフレンチトースト 1520円/抹茶1680円
季節ごとにフレーバーが変わる。
あんみつ
麩あんみつ 1050円
豆乳アイスのせ 1270円
季節の麩あんみつ梅 1330円
ぜんざい
麩ぜんざい 1050円
加賀棒茶
コーヒー
紅茶
展覧会限定メニュー
展覧会限定メニューも販売され、展覧会鑑賞後にも余韻に浸れる。
初音の調べパフェ 2200円
ドリンクメニュー
店内利用はワンドリンク制はなし。
HOT DRINK
加賀棒茶 650円
コーヒー 650円
カフェラテ 750円
抹茶ラテ 800円
紅茶 650円
ICE DRINK
アイスコーヒー 650円
アイスカフェラテ 760円
アイス抹茶ラテ 800円
アイスティー 650円
アップルジュース 650円
支払方法
サントリー美術館年間会員カードの提示で5%割引。
現金、カード、交通系電子マネー、PayPayなど使用可能。
東京ミッドタウン内にあるため支払い方法が充実。
混雑状況
平日オープン3分前につき4組待ち。
11時20分前にはテーブルは満席、カウンター2席のみ空き。
11時半には満席。
サントリー美術館鑑賞後であろう高齢女性同士が多い。
展覧会開催中だったため賑わっていたが、展示替え期間時は空いているようなので、ゆったりしたい方にはおすすめ。
まとめ
★5つで評価!
アクセス:★★★
サントリー美術館ミュージアムショップに併設され、美術館鑑賞後に利用しやすい。
居心地の良さ:★★★
カウンター席もあり1人でも利用しやすく、土地柄落ち着いた雰囲気。
抹茶濃厚さ:★★
抹茶ソースをかけると抹茶風味はあるが甘めのため万人受けする味。
店舗情報
住所:東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウンガーデンサイド サントリー美術館
電話番号:03-3479-8600
営業時間:11:00〜18:00
定休日:火曜日
展示替期間中の月曜・火曜日、年末年始
アクセス:東京メトロ日比谷線・都営大江戸線 六本木駅から徒歩1分。
ホームページ https://www.fumuroya.co.jp/shop-list/cafe-kagafufumuroya-Tokyo/