100年以上続く老舗のお店が多く立ち並び、下町情緒あふれる人形町。
主に甘味・スイーツを売るお店が連なる「甘酒横丁」という通りには人形焼、せんべい、京菓子、たい焼き、大福といった和菓子屋が多い。
和菓子と一緒に楽しみたくなる抹茶。
気軽に本格抹茶が楽しめる「ATELIER MATCHA(アトリエマッチャ)」をご紹介。
ATELIER MATCHA(アトリエマッチャ)とは
京都宇治にある製茶問屋の山政小山園初の抹茶カフェ事業が、2021年8月に人形町にオープン。
「山政小山園」は江戸時代から続く、自園を持ち茶の栽培から挽上げまで一貫した抹茶の製造を行う創業160年の製茶問屋。
世界で広がるMATCHAブームに対し、日本で育まれた抹茶本来の美味しさと文化の体験を提供できる工房(アトリエ)を目指す。
アクセス
東京メトロ日比谷線・都営浅草線人形町駅から徒歩1分。
人形町通りから1本奥に入ったところにある。
白い壁に木製の窓枠。緑の植物が飾られ、やわらかい雰囲気の外観。ガラス張りのため開放感があり入りやすい。
日が暮れた夕方には温かみのある光が外から見え、ホッとするような安心感。
日中は窓が開かれていたが、夜には窓が占められていた。雨も降っていたので雨が吹き込まないように閉められていたのかな。
店前にはメニューが書かれた看板があり、入店前にメニューが確認できる。
店内の様子
店内にに入るとウェイティングシートと案内板が置かれていた。
イートイン利用は先に席を確保してから奥のカウンターで注文、会計。
混雑時にはウェイティングシートに名前を書いて待つ。
出入り口近くには本が展示され、自由に読むことができる。あらすじも書かれているのでどの本を読もうか参考になる。
料理ができるまでの間や食べ終わってからのひと時にぴったり。
イートイン
コンクリート壁に木製のテーブルが置かれ、無機質でありながらも、温かみのある店内。
イートインは2人がけテーブル6席。全席に荷物籠が完備。
縁側をイメージした道路に面した場所がインスタでは人気。
抹茶を片手に街並みを見たり、ゆっくり過ごせそう。
畑で摘んだ茶葉を入れておく茶箱は棚に飾られ、インテリアに。
宇治の茶摘みに実際に使われていたものみたい。
抹茶スイーツ
2021年10月に伺ったときは抹茶テリーヌ、抹茶クラシックショコラ、アイス抹茶ラテ、2022年9月に伺ったときは抹茶ガトーとホット抹茶ラテを頂いたのでご紹介。
2022年9月
抹茶ガトー(820円)
山政小山園のプレミアムな抹茶「松風」を使用。抹茶の緑が綺麗。
湯煎焼きで焼き上げているためやわらかく、噛まなくても口の中でとろける。
時間が経つとよりなめらかになりクリームのような食感に。
チョコのような甘みが際立つが、抹茶のほろ苦さも感じられる。
タルトはしっとりめだが、ガトーショコラと合わさるとアクセントに。
クリームにかけられた抹茶パウダーが抹茶の香りを引き立たせる。
ホット抹茶ラテ(M690円)
電動茶筅で抹茶をたててから提供される。
ミルクと抹茶の綺麗な二層。
お茶屋さんにいるような感覚になるくらい香り豊か。
抹茶は濃厚で旨味が凝縮され、渋味や苦味がなくとても飲みやすい。
ミルクと合わさるとマイルドに
2021年10月
トシヨロイヅカ抹茶テリーヌ(980円)
抹茶全体の0.03%。貴重な品評会抹茶で作ったテリーヌ。
ねっとり濃厚な食感。歯で噛まなくても溶けていく。
テリーヌの中は栗のペーストが練り込まれ、秋らしさを感じる。
3口くらいで食べられるほどの大きさのため、物足りなさを感じる。
抹茶クラシックショコラ(820円)
表面には抹茶のチョコがコーティングされ、中にも抹茶チョコが何層にも重なり、抹茶チョコのミルクレープみたいだった。
テリーヌよりも甘めのため抹茶が苦手な人でも食べやすい。
クリームは甘味が控えめで抹茶を邪魔しない。
アイス抹茶ラテ(495円)
電動茶筅で抹茶をたててから提供される。
飲み始めは甘めな抹茶で物足りないなと思ったら、飲み進めると抹茶がどんどん濃くなる!
レジ横にある木のマドラーでかき混ぜれば、ミルクと抹茶をバランスよく楽しめる。
ほんのり苦味があるけど渋みはなく、すっきりしてて飲みやすい!
他のメニュー
ドリンクは山政小山園の上級茶道用抹茶「小倉山」を使用。
抹茶の色を楽しんでもらうためドリンクのコップは全てガラスを使用。
ごちそう抹茶ドリンク
MATCHAいちごなめらか 850円
MATCHAわらび餅しるこ 850円
MATCHAゴルゴンゾーラ 850円
MATCHAアフォガード 750円
MATCHAクッキークリームシェイク 850円
MATCHAゼリーサイダー 650円
ストレートMATCHAドリンク
MATCHAショット 400~450円
MATCHAショット3種飲み比べ 950円
お薄MATCHA 550~750円
MATCHAウォーター 400~450円
MATCHAグリーンティー 550円
MATCHAラテ、ほうじ茶ラテ690~750円
緑茶 400~550円
シーズンスペシャル MATCHAライチウォーター 650~750円
抹茶以外ドリンク
コーヒー 550~650円
カフェラテ 590~690円
スイーツ
祇園ボロニヤ抹茶あんバタートースト 650円
抹茶ティラミス 750円
MATCHA、ほうじ茶ガトー 820円
MATCHAテリーヌ 980円
MATCHAクラッシックショコラ 820円
スイーツとセットの注文は50円引き。
ギフトボックスや茶道具も販売
レジ横には抹茶や茶道具も販売。オンラインサイトでも販売。
お店で使用されている電動茶筅も販売。
誰が作っても同じクオリティになり、10秒で本格抹茶がたてられ自宅で本格抹茶を手軽に楽しめると人気商品。
真空茶間や片口茶碗も販売。
支払い方法
現金以外にもカードや交通系電子マネー、Pay Pay、d払い、メルペイ、楽天ペイ、メルペイなど。
混雑状況
2021年10月 平日11時過ぎ 先客2組
2022年9月日曜17時半過ぎ 先客4組。後客なく18時過ぎには誰もいなくなった。
まとめ
京都宇治にある製茶問屋の山政小山園初の抹茶カフェが、2021年8月に人形町にオープン。
抹茶オリジナルスイーツが人気で、どれも抹茶の香り豊かな味わいを楽しめる。
店舗情報
住所:東京都中央区日本橋人形町1-5-8
電話番号:03-3667-7277
営業時間:11:00 – 19:00 L.O18:45
定休日:火曜
アクセス
東京メトロ日比谷線 人形町駅(A6) 徒歩1分
東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅(出入口8) 徒歩4分
ホームページ https://ateliermatcha.com/