神楽坂の行列の絶えない大人気ドーナツ店「ドーナツもり」
今まで「ヒルナンデス」や「めざましテレビ」「マツコの知らない世界」など数々のメディアに取り上げられている。
素材にこだわり手間暇かけた無添加のドーナツは1度食べたら、また食べたくなるおいしさ。
今回は毎年春に販売される桜のドーナツやマリトッツォ、ドーナツもりの人気の秘訣を紹介。
ドーナツもりとは
夫婦で営むテイクアウト専門のドーナツ店。
フランス菓子店のシェフからフランス菓子の基礎を学び、自宅でドーナツ生地の研究をされて作り上げたフランス菓子製法のドーナツ。
今までイベントのみでの出店だったが、2020年2月神楽坂にお店をオープン。
大人が独り占めしたくなるフランススタイルのドーナツがコンセプト。
まるで高級パティスリーに並ぶフランス菓子と同等な感覚で子供のおやつにとどまらず、大人の贅沢品として至福の時間を与えてくれる。
ドーナツのこだわり
ドーナツ生地は北海道産小麦を使用され、湯種製法と低温発酵で3日間かけて作りあげる。1日寝かせた湯種、2日目に仕込み・一晩寝かせ、3日目に揚げると手間暇かけて作られる。
北海道産小麦の味を最大限に引き出し、ふわふわワモチモチの食感が特徴。
トッピングに使われているクリームやジャムは国産のオーガニックシュガー、北海道産ノンチルドバター、フランス産岩塩など厳選した食材を使用し、全て手作り。
保存料や着色料など一切使用していないので小さなお子様も安心して食べられる。
小さな神楽坂店では作れるドーナツ数が限られていたため2024年1月2号店として蔵前店がオープン。
ドーナツの製造は蔵前店に移し、神楽坂店はドーナツの販売専門店。
アクセス
東京メトロ東西線 神楽坂駅1bから徒歩2分。
階段をのぼり左側に改札、右側にトイレがある。
1b出口を出て左へ曲がる。
1b出口はエスカレーターとエレベーターがあるので、ベビーカーや足腰の悪い方にも安心。
突き当たりに赤城神社があるので、左へ。曲がるとすぐにローソンがあり、
ローソンを右手に赤城坂を下る。
最初の十字路を左に曲がった左手にある。
可愛い外観
赤い屋根のレトロな古民家はジブリに出てきそうな可愛い建物。
知らなければ通り過ぎてしまうほどひっそりと佇む。
お店を始めるきっかけとなったフランス菓子店のシェフから譲り受けたお店。
小さな窓から覗くと店内の雰囲気が伝わってくる。
建物横にはラインナップが描かれた黒板があり、入店前に確認できる。
坂や数段の階段を下ったところに入り口があり、扉には1組ずつの入店のお願いの貼り紙が貼ってある。
味のある木を基調とし、懐かしさを感じられる店内。
テイクアウト専門店だが、思いの外狭さは感じさせずショーケース前は余裕のあるつくり。
暖色の光が灯り柔らかい雰囲気
グレーズの種類が多く、ショーケースには色とりどりに並ぶ可愛いドーナツ。
1つ1つが大きくて華やかのため手土産やピクニックにもおすすめ。
右奥にある黒板には季節のドーナツが書かれ、手書きの温かみを感じら店内の雰囲気と調和されていた。
ドーナツもりから徒歩1分のところにあるコーヒー専門店elm green coffeeで持ち込みイートインも可能。(ドリンク注文やゴミの持ち帰りは必須)
利用の流れ
1組ずつ店内へ
ショーケースに入ったドーナツを店員さんに口頭で注文し、取ってもらうスタイル。
レジで会計を行う。
退店時には足元坂道になっているのでお気をつけてと気遣いの言葉をかけてくれる。
マリトッツォやカスタードベニエの持ち歩き時間が5分以上の場合や気温が25℃以上の場合は全てのドーナツに保冷剤をつけてくれる。
長時間の持ち運びや密閉状態が続くとグレーズが溶けてくるので注意。
無料で保冷剤やレジ袋にも入れてくれる。
ドーナツ容器持参でドーナツ1個につき10円引き。
ドーナツ1個の大きさは直径12cm高さ5cm
ベニエ1個の大きさは直径13cm高さ7cm
保存料不使用なので消費期限は当日中。
春限定の2種ドーナツ
春の定番ドーナツの桜グレーズと桜のマリトッツォを紹介。
無料で袋に入れてくれ、1つ1つプラスチック容器に入れてくれるため、型崩れなく綺麗に持ち帰れる。保冷剤はなかったため、グレーズが少し溶けてしまった。
桜グレーズ
2024年3月18日から販売。
八重桜の塩漬けをトッピングしたドーナツ。
揚げ油にはトランス脂肪酸フリーのオーガニックパーム油を使用され、ドーナツ特有の油っぽさなベタつきを感じさせず軽い。
ふんわりしっとりとした生地は適度に弾力感もある。
購入後1日経ってもドーナツはパサつきはなく、ふんわりと柔らかさは持続。
厚めのグレーズはコーティングではなく、塗られているため食べても剥がれない。
グレーズがたっぷりかかり、どこを持って食べようか迷ってしまう。
桜の上品な甘さに桜の塩漬けと食べると程よい塩気が加わり、甘じょっぱさがたまらない。
桜餡マリトッツォ
2024年3月15日から販売。
桜の葉を混ぜ込んだ桜あんと北海道根釧地区でしか作られない特別なクリームを使用したマリトッツォ。
生クリームと桜あんをサンドし、桜の塩漬けをトッピングしたマリトッツォ。
粉糖がたっぷりまぶされた食べるたびに甘い香りが広がり幸せな気持ちに。
生地には空洞があるため、しっとりふんわりと柔らかい。
なめらかなクリームと分離することなくバランスが取れている。
クリームは牛乳のコクをしっかり感じられ、見た目に反してあっさりと軽い食感。
甘すぎず程よい甘さで気がついたら、全部食べてしまう美味しさ。
桜あんは桜の葉が練り込まれているがしっかりと甘さがあり、ねっとりとした舌触りはクリームに負けない存在感がある。
ドーナツの端までクリームと桜あんがサンドされ、どこを食べてもクリームと桜あんを楽しめる。
ふわっとしたクリームと桜の香りが春の風薫る空を連想させる。
濃厚な抹茶ドーナツ
宇治抹茶グレーズでコーティングされた定番のドーナツ。
直径約8cm、厚さ約4cmの手のひらサイズ。
手で持つと指の跡がついてしまいそうになるほど柔らかく、ふんわりしつつもっちりとした弾力もある。
ひと口食べると抹茶の香りがしっかり感じられ、抹茶のほろ苦さや奥深い味わい。
口の中でとろけ、しゃりしゃりとした食感がアクセント。
ドーナツ自体は甘さ控えめのため、抹茶の味が全面に出ている。
粉砂糖がまぶされているところは砂糖の甘さと抹茶の苦味のバランスが良い。
ラインナップ
メニューは日替わりでInstagramにて投稿されるので訪問前にチェック。
全ての商品が売り切れとなり閉店する場合はInstagramのストーリーにて告知。
ドーナツの予約や取り置きは不可。
15個以上で予約可能。
定番ドーナツ
オリジナルグレーズ 421円
紅茶生地のバニラシュガー 410円
チョコレート 421円
フランボワーズグレーズ 421円
キャラメルくるみ 421円
ピスタチオグレーズ 529円
オールドファッションチョコレート 421円
オールドファッションオリジナルグレーズ 421円
ざらめバター 421円
あんバター 529円
シュガー(ドーナツの穴) 410円
マリトッツォ 637円
季節限定
桜グレーズ 421円
桜餡マリトッツォ 637円
支払方法
現金、カード、交通系電子マネー、PayPayなど利用可能。
混雑状況
平日12時20分ごろに伺い先客3組。すぐに後客1組。女性おひとりがほとんどだが、男性同士も見られた。
平日13時過ぎに伺い先客後客なし。
まとめ
★5つで評価!
アクセス:★★
神楽坂駅から近く、赤い屋根の小屋が目印!
近くに人気のカフェも多く、カフェ巡りの途中にも立ち寄りやすい。
桜の濃厚さ:★★
桜の味わいを楽しみたい方は桜グレーズがおすすめ!
甘党中な方、桜スイーツが苦手な方はマリトッツォ!
店舗情報
住所:東京都新宿区赤城下町3-9
営業時間:11:30〜18:00
定休日:なし
アクセス: 東京メトロ東西線神楽坂駅1bから徒歩2分
ホームページ https://doughnutmori.com/
Instagram https://www.instagram.com/doughnutmori/