浅草橋の隠れ家お菓子屋さん「sankaku」
米粉のお菓子と国産小麦のスコーンのお店として通販で人気を集め、金、土曜のみ間借り営業を開始してからも開店前から行列!
今回は混雑状況やグルテンフリーの抹茶スイーツを紹介。
sankaku(サンカク)とは
通販で米粉や国産の食材を使用され焼き菓子を販売。
2023年1月 浅草橋に工房兼店舗がオープン。馬喰町に本店を置くバー”Stopover Tokyo2″にて金•土曜のみ間借りで営業。
材料はなるべく国産で、生産者の見える季節の食材を選ばれる。
添加物は使用せず、平飼い卵や九州産の米粉、きび糖や甜菜糖を使い、米粉のお菓子を作られる。
体にも心にも優しくワクワクできるお菓子の創作がコンセプト。
店名の由来はお菓子が人と心を繋ぐきっかけになれたらという思いが込められている。
「人」「心」「作る」の3つの点が三角を作り出す。
お菓子ができるまでには、材料を作ってくださる生産者の方や、食べてくださるお客様、届けてくださる方などたくさんの人が関わりカタチになる。
アクセス
JR 浅草橋駅東口から徒歩2分。
右に曲がり、正面の信号を渡ったら右へ約50メートル直進したひとつ目の十字路(炭火串焼きぶたいちろうの角)を左に曲がる。約10メートル直進した左手にある。
都営浅草線 浅草橋駅A2出口から徒歩2分。
JRの隣にある。
外観
グレーの壁色に木製の扉は上品でお洒落な外観。
4月上旬に伺い、桜の木が飾られお花見気分に。
開店前に列ができ、行き交う人が何屋さんなのか確認していた。
小窓から注文するスタイルかと思いきや店内で注文。
おしゃれなバーの店内
2〜3人でいっぱいになるこじんまりとした店内。
お酒のボトルやワイングラスが吊るされるバーカウンターにて数々の焼き菓子が陳列。
手前側には紙に包まれたケーキ、奥にはスコーンが販売。
値札には簡単な商品の紹介とグルテンフリーやアレルギー表記もあり、アレルギーのある方も安心。
一部おすすめの食べ方も買いてあり、食べる際の参考に。
イートインスペース
レジ左横の階段を上がった先にイートインスペース。
階段のみのためベビーカーでの利用は難しい。
グレーを基調とし、無機質で屋根裏部屋のような空間。2テーブルのみとこじんまり。
駅前の喧騒を離れ落ち着いた雰囲気。
三角屋根の下には4人掛けテーブル。
木のボックスを重ねたテーブルや椅子は木の温もりを感じられる。椅子にはクッションが敷かれ、座り心地は良さそう。
天井が低くまるで秘密基地のようなワクワク感がある。背が高い人は頭上注意。
窓際には横並びのソファ席。
窓から自然光が差し込むうえに2つのライトで照らされ、明るく写真も撮りやすい。
入り口付近に重ねてある椅子があるので、3人以上でも利用可能。
テーブルはないが2つ椅子があり、ドリンクのみの利用なら使える。
席数が限られているため、基本的にはテイクアウトがメイン。
利用の流れ
入店後口頭にて注文。
ラインナップはInstagramにて投稿されているので、欲しい商品はあらかじめ目星をつけておくとスムーズ。
テイクアウト時には箱ではなく紙袋で提供され、型崩れに注意。
3種類の抹茶スイーツ
2024年4月上旬に伺い、さくらと抹茶スイーツスイーツがメインに販売され、3種類の抹茶スイーツを購入したので紹介。
抹茶テリーヌショコラ
ホワイトチョコと抹茶でつくるテリーヌショコラ。
直径約7cm.高さ約4cm.厚み約3cm。
抹茶パウダーがたっぷりまぶされ、抹茶の香りが食べるたびに感じられる。
ホワイトチョコのコクのある甘さと抹茶の苦味のバランスが良く、ねっとりとした口当たりが濃厚な味わい。
時間の経過とともにゆっくりととろけていくので、食べ始めと終わりで食感の変化を楽しめる。
抹茶バスクチーズケーキ
スモーキーに焼き上げるバスクチーズケーキを抹茶味でクリーミーに仕上げる。
直径約8cm、高さ4cm。
フォークを入れるとスッと入り、先端はとろっとしたなめらか、バスクされた表面はしっとり。
上品な甘さと抹茶のマイルドな苦味で食べやすい。
桜の抹茶ヴィクトリアケーキ
米粉とソイバターで作るケーキ生地に抹茶と桜の塩漬けを入れ、桜あんとソイバターのクリームをサンド。
直径9cm、高さ約6cm。
表面は抹茶パウダーがたっぷりまぶされ、抹茶の香りが引き立つ。
抹茶の苦味もしっかり感じられ、お抹茶を飲んでいるような濃厚な味わい。
フォークを入れるとボロッとスポンジが崩れる生地はぎゅっと密度がつまり、食べ応えある。
中には桜の塩漬けが入っており、桜の香りと塩味がアクセント。
あんこはつぶあんでほくほくとした食感が残り、しっかりと甘さがある。
ほろ苦い抹茶生地だが、あんこやクリームと食べると適度に甘さが加わり食べやすい。
メニュー
スコーン以外は全てグルテンフリー!
前日に商品のラインナップがInstagramにて投稿される。
取り置き不可、無くなり次第終了のためお目当ての商品がある場合は早めの来店がおすすめ。
完売時にはInstagramのストーリーにて告知。
ケーキは1種類ずつのみとお願いすることもある。
ミニマフィンセット 450円
米粉のキャロットケーキ 580円
苺と和紅茶のパウンドケーキ 500円
抹茶マーブルブラウニー 500円
抹茶バスクチーズケーキ 600円
抹茶テリーヌショコラ 500円
桜の抹茶ヴィクトリアケーキ 580円
スコーン
無花果と抹茶のスコーン 400円
桜とホワイトチョコのスコーン 400円
プレーンスコーン 400円
カマンベールハムマフィン 450円
桜クランブルマフィン 450円
ドリンクメニュー
落ち着いてきた13時前から提供。
アメリカーノ 450円
カフェラテ 500円
和紅茶 450円
支払方法
現金、カード、PayPayのみ使用可能。
混雑状況
土曜オープン25分前につき先客なくすぐに1組。
オープン時に8組。
15時半ごろには完売。
桜スイーツを提供していた3〜4月は特に混雑しやすい。他の月でも金曜は比較的完売時間早い。
口コミによると土曜開店30分前には4組。
30分前には15組待ち。
開店後1時間後には完売。
まとめ
★5つ評価!
アクセス:★★★
浅草橋駅から近いが、駅の裏手の路地にあるため列ができていなければ通り過ぎてしまいそうに。
居心地の良さ:★★★
2階にイートインスペースが併設され、席数は限られているが落ち着いた雰囲気でのんびりできる。
抹茶濃厚さ:★★★
濃厚でありながらどれも食べやすい。
言われなければ気がつかないグルテンフリーで体にも優しく美味しい。
店舗情報
住所:東京都台東区浅草橋1-9-7
営業時間:12:00〜17:00
販売日:金、土曜日
アクセス: JR浅草橋駅東口から徒歩2分