赤羽の人気カフェ「リコリス」
カウンターとテーブルの計7席のみの小さなお店だが、癒しのひとときを過ごせる。
丁寧に作られたかわいいマフィンやケーキを求め、平日でも満席が続く！
今回はほっこりとする店内やロールケーキ、混雑状況を紹介。
リコリスとは
2020年11月赤羽にオープンした母と娘の親子で営むカフェ。
カウンター3席とテーブル2席のみの小さなお店。
季節ごとに変わるケーキやマフィン、おにぎりやスープを提供されランチやおやつにぴったり。
店名曲名から選ばれ、1番しっくりくる曲”リコリス”にした
アクセス
東京メトロ南北線 赤羽岩淵駅2番出口徒歩3分。
出口を出て左へ曲がり、環八通りを約200メートル直進。赤羽交差点を渡り、左手のクリーニング屋さんのすぐ先にある。
レトロな外観
歴史を感じられる一軒家カフェ。
看板は小さく見逃してしまいそうになるが、手書きの温かみを感じられる。
入り口の小さな三輪車が目印。
店頭には植木鉢がたくさん置かれ、緑が青々と生い茂る。
看板の上にはサボテンが吊るされ、赤い蕾がついたり花を咲かせたりと季節の変化を楽しめる。
テイクアウトも気軽に利用できる!
店頭右クアウト専用の窓口があるので、入店しなくても気軽に利用しやすい。
わんちゃん連れの方やベビーカーの方、車椅子の方、自転車に乗ったままや傘をさしたままでも利用できる。
店内が落ち着いている場合は店内からテイクアウトも利用可能。
開店直後は混雑するのでテイクアウトでも待ちが発生することも。椅子が2脚あるので座って待つことができる。
アイスの棒に書かれたメニューが味がある。
自転車での来店の際にはお店の正面の植え込み側に止める。
ほっこりした店内
古民家をリノベーションした店内は手作り感があり、ほっこりする。
古材を使用した味のある床はレトロさがある。
優しく柔らかい雰囲気の店員さんが出迎えてくださり、温かい気持ちになれる。
正面には種類豊富なマフィンやクッキー1番下の冷蔵コーナーにはケーキが陳列。
マフィンだけに目がいき気がつかない方もいるようで、しゃがんでみるとクッキーやケーキもあり、手作りのおやつが盛りだくさん。
Instagramやメニューには文字のみのラインナップが公開されているが、実物を見るとどれも魅力的で迷ってしまう。
おすすめを伺うと全部おすすめしたいくらい好きなものを作られているので、ゆっくりみて選んでくださいとのこと。
計7席のみのカフェスペース
テーブル席とカウンター席のみの計7席とこじんまり。
席数が限られ、3人の場合分かれて座ることになるので1〜2人での利用がおすすめ。
右手にカウンター3席。
足元には荷物置きの籠が完備。テーブルやカウンターにフックもあり、軽い荷物をかけられる。
おひとりでの来店はカウンターに通されることがほとんど。
壁に面し、席の間には衝立があるため1人でも気兼ねなく過ごせる。
椅子は固く、背もたれがないためゆっくりはしづらい。
横がキッチンに面したカウンター席に座り、コーヒーを挽いた際の香りが心地よい。
左手にテーブル2席。
テーブルごとに異なるお花やインテリアが置かれ、見ていて癒される。
天井や壁にはドライフラワーが飾られ、おしゃれな雰囲気を演出。
窓には大きなえんどう豆のようなドライフラワーが飾られる。中に豆が入っているので振るとからからと音が鳴るそう。
店内のいたるところにリスのオブジェが飾られている。
眺めているだけでも癒しになり、探すのも楽しみの醍醐味。
BGMにもこだわりがつまる
店内のBGMは親子のお気に入りのプレイリストを作り流されている。
時々入れ替えられ、親子の好きな音楽を一緒に楽しめる。
娘さんはエスクレッソンというバンドを組まれ、以前は数ヶ月に1回音楽の日として店内でアコースティックライブをされていた。
時間の流れがゆっくりと感じられ、癒しのひと時を過ごすことができる。
1人で食事やスイーツを堪能しながら、のんびりまったりしやすい。
コンセントやWi-Fiはなく、カフェタイムを存分に楽しみやすい。
待っている方がいると気持ち的には落ち着かず長居はしづらい。
利用の流れ
店内満席時には右手の壁に沿って並ぶ。
席に案内され、テーブルの上に置かれたメニューを確認し、レジにて注文会計。
出来上がり次第持ってきてくれる。
おしぼりやお冷はレジ右側にありセルフ。
トイレは右奥にあり、男女共用1つ。
和のロールケーキ
ブレンドコーヒー（400円）
2024年4月17日から販売。
スイーツは木の板にのせて提供される。
直径約10cm、厚さ約4cmのロールケーキは狭山茶クリームやあんこを巻き込む。
ふわふわしっとりときめ細かい生地は米粉のようなもちもち感もある。
生地にもクリームにも狭山茶を使用され、狭山茶の香り豊かさを食べるたびに感じられる。
狭山茶は抹茶よりすっきりとした苦味が感じられ、暑い日でもさっぱり食べられる。
あんこは荒く潰されたつぶしあんは、優しい和の甘さが狭山茶の味を引き立たせる。
狭山茶のほんのりとした苦味とあんこの優しい甘さが合う。
なめらかなクリームの中には砕いた栗の甘露煮のようなものが練り込まれ、コリっととした食感がアクセント。
クリームが溶けやすいので暑い日にはイートインがおすすめ。
メニュー
営業日前日にはInstagramにてラインナップが公開され、訪問前にチェック。
全メニューテイクアウト可能。
プリンをテイクアウトする際には深めのタッパーなどの容器を持参するか、容器代30円で持ち帰り可能。
ケーキは飾り気はなく家庭的な感じはあるが、丁寧に作られた優しい味わい。
デザートを2つ注文される方も多い。小さなサイズではないため食べきれない場合は包んでくれる。
スイーツは購入後の翌日まで、冷凍すると約2週間もつ。
マフィン
マフィンは常温で頂くのがしっとり感や甘さが1番よくわかり、美味しい食べ方とお店が推奨。
ケーキを遠くまでお持ち帰りする場合は保冷バッグの持参がおすすめ。オリジナル保冷バッグは800円で販売。
マフィンに＋50円で生クリームをプラスできる。
米粉100％使用された米粉マフィン。きび糖を使用され、優しい味わい。アレルギーの方にもおすすめ。
そのほかのマフィンは小麦粉で作られ、プレーンとの食べ比べも面白い。
あまなつのマフィン 420円
レモンとクリームチーズとホワイトチョコ 450円
米粉のマフィン 400円
りんごとマスカルポーネ 480円
クリームチーズとクランベリーのマフィン 420円
カマンベールのマフィン 420円
アップルシナモン 420円
ずんだのマフィン 450円
くるみとカラメルのパウンドケーキ 500円
いちごとホワイトチョコのマフィン 450円
ももいろのマフィン 420円
チョコとナッツのマフィン 420円
あんことマスカルポーネのマフィン 480円
プレーンマフィン 380円
クッキー
ココナッツ 400円
濃厚チョコとクランベリー 400円
バターサブレ 400円
オートミール 400円
アソート 400円
冷蔵コーナー
カフェラテマフィン 530円
いちごのミルキーロール 650円
狭山茶のロールケーキ 650円
ベリーベリーチーズケーキ 630円
チーズケーキ 500円
抹茶のガトーショコラ 600円
食事
竹皮包みのおにぎり弁当 580円
ピーナツの炊き込みご飯のおにぎり2つときび糖で作った卵焼きとぬか漬けを竹皮で包まれている。
スープ 750円
セットメニュー 竹皮包みのおにぎり弁当＋スープ+コーヒーor玄米茶 1500円
ドリンクメニュー
店内利用はワンドリンク制。
coffee
アイスコーヒーも注文を受けてから豆を挽き、バンドドリップで淹れている。
ブレンドコーヒー 400円
アイスコーヒー 450円
カフェインレス ホット450／アイス500
カフェオレ 500円
tea&ginger
濃いミルクティー 550円
抹茶入り玄米茶 400円
自家製ジンジャーシロップ ソーダ割り／お茶割り600円
雨の日限定 いちごミルク 650円
支払い方法
現金のみ。
普段キャッシュレスの方は注意。
混雑状況
予約は不可。
雨の降る平日11時50分につき、先客2組。
女性同士1組とおひとり女性。
後客2組こられ、開店時にテーブル1席のみ空き。
12時20分に1組こられ、満席。
12時50分ごろ退店し、3組待ち。
その後テイクアウト利用者がひっきりなしに来店。
口コミによると
日曜12時過ぎは店内2組、13時近いと待ちが発生。
カウンターの方が回転率が良いため1人で伺った方が入店しやすい。
週末12時45分に1組待ち、13時には3組待ち。40分ほど待って店内へ。14時には待ちがなし。
14時以降は比較的空いているそう。
まとめ
★5つで評価！
アクセス:★★★
赤羽岩淵駅が最寄りだが、赤羽駅からも徒歩圏内。環八通り沿いにあるためわかりやすい。
居心地の良さ:★★★
落ち着いた雰囲気でカウンター席がメインのため1人カフェしやすい。待っている方がいるとゆっくりしづらさはある。
抹茶濃厚さ:★★★
狭山茶の香りやすっきりとした苦味は濃厚でありつつとても食べやすい。
ランチ後やマフィンなどほかのケーキと一緒にでも食べられそう。
店舗情報
住所:東京都北区 赤羽3-6-25
営業時間:12:00〜17:00
定休日:不定休
アクセス: 東京メトロ南北線 赤羽岩淵駅2番出口から徒歩3分
Instagram https://www.instagram.com/cafe_lycoris/
