東京都足立区にある古民家カフェ「縁側カフェ」
竹ノ塚駅から徒歩15分ほど離れているが、オープン直後には人気の縁側席は満席に!撮影にも使われる人気カフェ。
国登録有形文化財にもなっている建物は 縁側席の他に複数の和室のお座敷があり、とても広い。
玄関から靴を脱いで上がると、店内は全面のガラス戸から美しい日本庭園を眺めることができる。
四季折々に変わる風景を眺め、季節ごとに変わる自家製フルーツタルトを味わい、ゆっくりとした時間を過ごせる。
平日の限られた日にちしかオープンしていないため特別感があるのも魅力のひとつ。
縁側カフェとは
1939年に金属加工業を営む平田源七の住居として建設された洋館付き和風建築。
2012年には国の登録文化財に指定され、イベントやレンタルスペースとしての貸し出し、2014年8月にカフェがオープン。
アクセス
東武スカイツリーライン 竹ノ塚駅西口から徒歩16分。
改札を出て直進。
正面にある東武ストアを左手に約450メートル直進。
竹ノ塚モータースクール前を右に曲がり、突き当たりまで進む。
竹ノ塚センター通りに出るので左に曲がる。
すぐ右手の交差点を渡り、左へ曲がる。
竹ノ塚七丁目歩道橋交差点を渡らずに右へ道なりに沿って進み約250メートル直進した右手にある。
途中安藤クリニック前の交差点を渡った先の右手にある。
外観
大通り沿いの塀に囲まれた大きな一軒家は趣のある佇まい。
営業中は大きく店名が書かれた幕がかけられる。
オープン前は看板もなく、扉が閉まっているので知らなければ通り過ぎてしまう。
お店の駐車場はないが正面にはコインパーキングもあり、車での来店も可能。
門を入った左手に駐輪場も完備。
近隣にお住まいの方やサイクリングの方も利用しやすい。
門をくぐると静謐な緑と石畳の一本道を少し進むと暖簾のかかった入り口がある。
立派な庭が広がる店内
引き戸を開け、玄関に入ると見える組子細工。
もともと漁師さんが、魚を取るための網がモチーフなので すが、幸運や金運をすくいとるという思いが込められ、釘を使わずに1つ1つ違うサイズの気を組みあわせ、日本の誇るべき伝統技術。
玄関には三重県の熊野市で産出される那智黒石が敷き詰められている。
入り口を入り、右に進み狭い通路を進んだ先にカフェスペースがある。
お座敷と縁側の先には立派な庭が広がる。
手入れの行き届いた縁側には緑が生い茂り、2〜3月梅、3〜4月枝垂れ桜、5月にはツツジやオオムラサキ、6月紫陽花、秋には木々が色づき、萩など四季折々の草花を一望できる。
外から縁側に入ることも見ることもできないため、カフェ利用者のみ見られる特別な景色。
縁側スペース
店名の通り、お庭に面した縁側沿いに2人掛けテーブル4席が並ぶ。
デザインが異なる椅子やテーブルが並び、どの席に座ろうか迷ってしまう。
椅子にはクッションが敷かれ、座り心地が良くリラックスできる。
大きなガラス越しから庭を眺めることができ、都内にいることを忘れてしまう。
席によって自然光の差し込みが異なり、南側に面した縁側席は開店からしばらくの間は日当たりが強め。
寒い日に伺ったため陽の暖かさに包まれながら、本を読んだり、考え事をしたり思い思いに楽しめる素敵な空間。
縁側の席は人気でオープン後すぐに満席になるため、縁側席狙いの方はオープン前に待つのが1番。
畳スペース
中央には2間分の座敷に2〜3人掛けテーブル3席。
照明が控えめで落ち着いた雰囲気。
どの席も適度に席の間隔が開けられ、他のお客様と視線が交わらず1人でも気兼ねなく過ごせる。
個室のような空間
縁側の手前の部屋に3人掛けテーブル席。
チェスのようなデザインのカーペットが敷かれ、アンティーク調のインテリアが並ぶ。
縁側の席にこだわらなければ、広い畳のテーブル席も落ち着いてゆったりくつろげる。
どの席に座っても中庭を臨め、ノスタルジックなインテリアに囲まれ癒される。
ピアノのBGM音楽が流れ、落ち着いた雰囲気。
突き当たりの部屋には3人がけテーブル1席。各席に荷物置きの籠が完備。
角部屋のため2面の窓から庭を眺めることができる。
半個室のような雰囲気があり、旅館に来たような感覚に。
利用の流れ
文化財のためお座りいただけないお子様は入店不可。
入店後ベルを鳴らして、店員さんが来るまで待つ。
靴を脱ぎ、靴棚の上に置かれた番号札を自分の靴に置き目印。
好きな席に座る。
メニューを渡されるので口頭で注文。
出来上がり次第席まで持ってきてくれる。
商品と一緒に伝票を渡されるので入り口付近のレジにて会計。
縁側の席は90分制。
座りたい席がある場合は待つこともでき、縁側手前の左手の部屋には待機場所として複数椅子がある。
トイレは入り口入って正面突き当たり左手にあり、男女共用1つ。
有効期限なしのポイントカード制があり、500円で1ポイント。20個貯まったら次回お会計時に500円引きクーポン券として利用可能。
輝くいちごのタルト
ブレンドコーヒー(580円)
サイズ:直径約7cm
薄いタルト生地の上に、分厚めなクリームチーズ、フレッシュカット苺が並ぶ。
苺は陽の光を浴びて、キラキラと輝きシンプルな中に美しい佇まい。
4等分にカットされた大きないちごがごろごろとのり最後までいちごを堪能でき、いちご好きにはたまらない。いちごの甘さと酸味のバランスがよい。
いちごに粉砂糖がまぶされ、甘い香りが広がる。
ピスタチオがのり食感のアクセントに。
なめらかな口溶けのクリームチーズはフルーティーな爽やかな酸味が効き、生クリームとは違い脂肪分を感じず食べやすい。
ザクザク食感のタルトは噛むと香ばしさが増し、ほろっと粉のように崩れていく。
タルトの縁はかなり硬く、力を入れないと切り分けられない。
いちごもクリームもさっぱりとした味わいのため食後のデザートにもぴったり。
メニュー
SWEETS
デザートとドリンクセット注文で100円引き。
季節のフルーツタルト
愛媛まどんなのタルト 800円
いちごのタルト 790円
ジェラードアイスクリーム&フルーツ盛り合わせ 770円
あんみつ 950円
クリームあんみつ 1050円
トースト 490円
ピザトースト 780円
ドリンクメニュー
作家さんに作ってもらっているカップは一つ一つ絶妙に違うのも醍醐味。
毎週浅煎り、深煎りの2種類の豆を用意。
HOT DRINK
シングルコーヒー 610円
ハンドドリップでオーダーごとに淹れている。カフェの看板メニュー。
ブレンドコーヒー 580円
アメリカンコーヒー 600円
紅茶 610円
ロイヤルミルクティー 660円
フルーツティー 710円
カフェラテ 630円
カフェカプチーノ 650円
ほうじ茶ラテ 690円
抹茶ラテ 690円 お抹茶をたてて提供
抹茶菓子付き 1050円/単品660円
COLD DRINK
アイスコーヒー 610円
アイスミルクコーヒー 640円
アイスティー 610円
アイスカフェラテ 710円
アイスほうじ茶ラテ 760円
アイス抹茶ラテ 760円
コーヒーフロート 790円
りんごジュース 610円
支払方法
現金、カード、電子マネー、QRコード決済が使用可能。
混雑状況
毎週月曜日にその週の営業日が公開される。
予約は不可。
平日オープン10分前につき先客1組。
オープン10分後には縁側の席が満席。
おひとりの女性が多い。
まとめ
★5つで評価!
アクセス:★★
駅から離れ、バスや自転車、車での利用もおすすめ。
居心地の良さ:★★★★
和風な佇まいに癒され、季節ごとに表情が変わる縁側を眺め、時間がゆっくりと流れる素敵な店内。
店舗情報
住所:東京都足立区西保木間2丁目5-10
電話番号: 050-5589-7284
営業時間: 営業時間:11:30-18:00(L.O.17:30)
定休日:土・日・月曜日
アクセス:東武スカイツリーライン竹ノ塚駅より徒歩約14分
ホームぺージ https://shouwanoie.jp/cafe/