スカイツリーや浅草散策で立ち寄りたい!本所吾妻橋のレトロモダンな喫茶店「ブラウン喫茶デルコッファー」
経年のブラウン カラーが美しい店内にこだわりのインテリアが散りばめられたレトロかわいい店内は、若い女性や外国人を中心に話題!
看板メニューの厚焼きホットケーキはマツコの知らない世界でも取り上げられ、他県からも多くの方が訪れる。
レトロかわいいアデリアレトロのグラスでクリームソーダが楽しめるのも人気のひとつ。
隠れた人気メニューの厚切りトーストは常時5種類のメニューを取り揃え、裏メニューも展開!
今回はレトロかわいい店内や裏メニューの厚切りトーストを紹介!
ブラウン喫茶デルコッファーとは
1988年墨田区 本所吾妻橋 にオープンし、自家製銅板ホットケーキや厚切りトーストが自慢のフルサービス純喫茶。
2021年11月先代の父親から娘さんへと受け継がれ、レトロかわいいをコンセプトに展開。
アデリアレトロのグラスの使用や「可愛い屋さん」で有名、かわいい女の子を表現する専門イラストレーターの凪さんがイメージガールの製作をされ、トレンドマークになっている。
先代が育てた古き良きものを大切にしつつ、女性である現店主の新しい感覚を融合させ、ここでしか味わえないレトロかわいい空間を目指している。
看板メニューの自家製銅板ホットケーキは
以前は大きく薄かったが、厚みのあるふかふかのホットケーキへリニューアル。
店名のデルコッファー(derKoffer)とはドイツ語でトランクという意味。英語のコーヒー(coffee)の字面や音の響きが似ていることから付けられる。
ブラウン喫茶は店主が変わったタイミングでサブネームとして付けられ、現店主の決意表明。経年とともに築き上げたブラウン カラーをもっと美しいカラーに育てたいと想いが込められている。
アクセス
スカイツリーのほとり浅草と押上の間にある本所吾妻橋。浅草通りに面した角地にある。
都営浅草線 本所吾妻橋駅A2から徒歩1分。
出口を出て約80メートル直進したすぐの交差点右手にある。
スカイツリーのある押上と雷門のある浅草の中間地点にあるため街歩きやウォーキング途中に立ち寄りやすい。
外観
木のフレーム扉のドアノブにはライオンが潜み、小さな遊び心が扉を開ける前からワクワク。
外からでは店内の雰囲気が分かりづらいが、店頭に写真付きのメニューがあるためわかりやすい。
懐かしさあふれる店内
扉を開けると昭和の香りが残るどこか懐かしい雰囲気に包まれ、店員さんが暖かく出迎えてくれる。
重厚感のあるブラウンを基調とした店内。
オープン当初はホワイトの壁で木の素材も明るい色だったそうだが経年と共にブラウン カラーが微妙に変化。
年付きを重ね、ブラウン カラーのグラデーションが美しく温かみのある店内は、時の流れがゆっくりと感じられる落ち着いた雰囲気。
どの店員さんも丁寧で優しく常連の方と楽しく会話されほっこりとし、初めてきても居心地が良い。
出入り口付近にはイメージガールがプリントされたTシャツやアデリアレトロのグラスなど販売。
突き当たり正面にはブラウン喫茶のイメージガールの作品が象徴として飾られている。
光の反射をなくすため作品を低反射のアクリル版に作り直し、より見やすく工夫されている。
イートインスペース
キッチンを中央にL字状にカフェスペースが広がりカウンターやテーブル席を合わせて38席。
キッチンに面したカウンター6席。
厚手の木製カウンターテーブルに回転式のソファー椅子が重厚感あふれる。
長い年月の間にたくさんのお客様が座り、触れ自然なワックスにより艶がかる。
椅子は程よい硬さで長時間座っても疲れず座り心地が良い。
1人での来店の場合カウンター席に案内されることが多い。
オープンキッチンのため目の前でコーヒーを淹れたり、ホットケーキを焼く光景が眺められる。
ホットケーキの甘い香りやトーストの香ばしい香りも漂い、幸せな気持ちに。
窓や壁に沿って2〜4人がけテーブル8席。
ベンチ式のソファのため仕切りがなく動きのあるお子様にもおすすめ。
ソファに背もたれを預け、自宅で寛いでいるように居心地の良さを感じる。
間接照明が優しく照らし、落ち着いた静かな空間のため仕事での打ち合わせや会議にも利用しやすい。
Wi-Fi環境はないがコンセントの貸し出しもあり作業利用やスマホの充電にも良さそう。
4人がけテーブルが多く、女子会や家族と同じテーブルにつけ、2人の場合広々と使える。
大きな窓にはトルコ刺繍のレースカーテン花柄面格子のガラスが引き立ちエレガンス。
落ち着いた色彩の店内に華やかなステンドグラスの壁面ライトが輝く。
隣との席の間隔が開けられ、気兼ねなく会話や読書など思い思いの時間を過ごされる。
こだわりのインテリアが光る
となりにはゼンマイ式の振り子時計。アンティーク調で重厚感のある佇まいがインテリアとしても溶け込み、ぼーんぼーんと時を教えてくれる。
店内のあちこちに時計があり、どの席に座ってもすぐに時間を確認でき、本を読みながらふと時間を確認しやすいのも純喫茶ならでは。
あちこちに点在するアンティークなインテリアは店主自ら高円寺や阿佐ヶ谷で調達。
おとぎ話から飛び出してきたようなかわいい馬やウサギ、猫など動物のインテリアが飾られる。
店内の至る所に金色のつばめのウォールデコが羽ばき、料理が来るまで待ち時間に数えてみたくなる。
トイレへ続く通路の壁に手彫りフレームの鏡が飾られ、セルフチェックにも利用しやすい。
電子タバコのみ喫煙可能なため愛煙家にも利用しやすい。
利用の流れ
混雑時は名前を記入し、外で待機。
入店後好きな席へ。
混雑時は1人での来店の場合はカウンターに案内される。
テーブルの上に置かれたメニューから口頭で注文。
出来上がり次第席まで商品と伝票を持ってきてくれる。
退店時にレジにて会計。
トイレは店内を右へ曲がった突き当たりにあり、男女共用1つ。
和式だったトイレに洋式用の便座がつけられ、使いやすくなった。
女性のリクエストから誕生!スイートポテトトースト
2024年8月2日から9月末までの平日10時〜、土日祝9時〜販売。
Instagram限定の裏メニューとして10回目には女性のお客様から多くのリクエストを受けて販売。
ブラウン喫茶オリジナルメニューであるブリュレ風シュガートーストから着想。
ふかふか厚切りトーストにバターをたっぷり塗り、スイートポテトペーストをのせ、ざらめをトッピングし、こんがりと焼き上げる。
仕上げに焦げ目がつくまでバーナーでざらめを炙り、濃厚なバニラアイスをトッピング。
直径約15cm以上、厚さ約5cmのトーストはインパクト抜群!
パンは下まで切れ目が入っており8当分にカットされ、食べやすい。
パン自体も美味しい
ナイフを入れると柔らかく弾力を感じる。耳はこんがりと焼き目がつきサクサクし、中はもちもち。
スイートポテトクリームはお芋のホクホク感が残りつつなめらかな口当たり。
カラメリゼされたザラメは香ばしく、ざらめ本来の甘さとカラメルのビターさが病みつきになる。
大粒のざらめのため、ガリガリとした食感がアクセントとなり、なめらかなクリームに食感の変化を与える。
焼きたてのトーストにひんやりとしたアイスはあっという間に溶け、カットされたパンの隙間に染み込む。バターの塩気とアイスの甘さが絡み、甘じょっぱさがたまらない。
ボリューミーで背徳感があるがカロリーを気にしないご褒美スイーツ。
バターやアイスが染み込んだパンはよりしっとりもっちりさが増し、なめらかなクリームとともにとろけていく。
すぐアイスが溶けてしまうので注意。
メニュー
喫茶店の定番!クリームソーダ
通年を通して人気のクリームソーダ。
夏場はアイスクリームをトッピングされる方が多い。
全柄を網羅しているアデリアグラスでクリームソーダを楽しめるのが人気。
アデリアグラスを取り扱うことは本家も公認。
ドリンクはレトロなかわいいアデリアグラスで提供され、平日の閑散期であれば気に入ったグラスがあれば注文時に指定できる。
1つかしかないものもあるため他の人が使っていることも。
看板メニューの自家製銅板ホットケーキ!
常においしさを追求するため父親の頃からの幹となるレシピは変えず、卵感を出すために青森県産のブランドたまごの使用やベーキングパウダーの見直しなどされ、厚みのあるふかふかしっとりとしたパンケーキへリニューアル。
トースト
隠れた人気メニューのひとつ厚切りトースト。常時5種類のトーストメニューを取り揃う。Instagram限定裏メニューもあるのでチェック!
トーストシリーズは天然酵母の無添加イギリスパンを使用され、8つのサイコロ状にカットして提供されるため一口サイズで食べやすい。
トーストのおすすめの食べ方
標準はアイスがついているが、よりクリーミーにこだわりたい方は無料でホイップクリームに変更可能。
よりもっと背徳に、よりもっとリッチに食べたい方はブロック四葉バター(特大)を200円でトッピング。
モーニング オープン〜11時
トースト 350円
チーズバタートースト 380円
スクランブルエッグトースト 400円
モーニングドッグ 400円
チーズドッグ 420円
ランチタイム 11:30〜14:30(平日のみ)
軽食
デザート
自家製銅板ホットケーキ 900円
ケーキセット 1000円(単品550円)
いちご
レアチーズ
ガトーショコラ
ベイクドチーズケーキ
モンブラン
3種チョコの濃厚ドームケーキ
自家製コーヒーゼリー 680円
ドリンクメニュー
店内利用はワンドリンク制。
コーヒー
ブレンド 550円
アメリカン 550円
アイスコーヒー 550円
トアルコトラジャラ 750円
キリマンジャロ 650円
マンデリン 650円
ブラジル 650円
エチオピア・モカ 650円
週替わりコーヒー 600円
カフェオレ 650円
豆乳オレ 680円
ウインナー珈琲 680円
ショコラーノ 680円
コーヒーフロート 730円
紅茶
紅茶 550円
レモンティー 550円
ミルクティー 550円
ロイヤルミルクティー 650円
ソフトドリンク
ココア 650円
ミルク 550円
豆乳 580円
瀬戸内レモネード 680円
100%トマトジュース 550円
100%オレンジジュース 550円
コカコーラ 550円
メロンソーダ 550円
いちごソーダ 550円
ラムネソーダ 550円
コーラフロート 730円
クリームソーダ
ブラウン 750円
ローズ 750円
グリーン 750円
ブルー 750円
混雑状況
商品や席の予約は不可。
平日10時に伺い5〜6組、テーブルは満席。
入退店がひっきりなしにあり、10時半ごろに落ち着き、11時前には3組。
女性おひとりや女性同士が多いが、高齢の常連の方や外国人など国籍問わず老若男女訪れる。
過去に何度もテレビや雑誌にも取り上げられ、ドラマのロケ地にも使用されたことから最近は若い女性や外国人観光客で賑わう。
午前中は比較的静かなため読書やテレワークにも集中しやすい。
平日はランチタイムや15時前後、休日は終日混雑。
まとめ
★5つで評価!
アクセス:★★★
本所吾妻橋駅からすぐとアクセス良好。浅草や押上散策の途中に立ち寄りやすい。
居心地の良さ:★★★
ブラウンを基調とし時間の流れがゆったりと感じられ、日々の忙しさを忘れられる。
店舗情報
住所:東京都墨田区吾妻橋3-1-10
電話番号:03-3829-2070
営業時間:平日8:00〜17:00
土日祝9:00〜17:00
定休日:水曜日
アクセス: 都営浅草線 本所吾妻橋駅A2から徒歩1分